珈琲をゴクゴク呑むように

アツアツだよ(´・ω・`)

日々徒然

マクドナルドと銀座・久兵衛の奇妙な関係

僕は三度の飯よりメシが好きだ。そしてその中でも鮨をかなり偏愛している。 魚の切り身を酢飯に乗せただけの単純なこの料理・・・こんな単純な料理に、人はなぜ惹きつけられるのだろうか?鮨には日本人の魂を揺さぶる何かがある。 現在は空前の鮨ブームだ。…

ティム・クックを1人生み出すために数万人のエリートを殺す社会

若い電通の社員が過労によりこの世を去った。実に痛ましい事件である。 グローバルエリートの超・長時間労働問題は正直なところ難しい。たとえばハーバードビジネススクール 不幸な人間の製造工場ではハーバード・ビジネス・スクール卒という世界でも最高峰…

続・「君の名は。」を様々な角度から考察する

見終わった勢いで書いた「君の名は。」の考察が予想以上に読まれたみたいで、結構驚いた。まあみんな同じこと思ってたんだなぁという事がわかり、著者としても納得した。 沢山読んでくれたお礼というか、あの記事の中に書かなかった事が幾つかあるので興味が…

かつてエロゲはいい意味で純文学だった~響のマニアックな感想文を添えて~

若者の本離れが言われて久しい。 テレビ、SNS、ソシャゲ等々、かつてはとは違い娯楽の種類も多様化してきており、暇つぶしの手法として、わざわざ本を選ぶ必然性がどんどん下がってきてしまっている。 読書は確かにある程度敷居が高い趣味であるという事は事…

この漫画が凄すぎて僕の目から汗が出る2016~響~小説家になる方法

久々にあまりにも凄すぎる作品に出会って放心状態なので勢いにまかせて筆を綴ることにする。 響?小説家になる方法?(4) (ビッグコミックス) 作者: 柳本光晴 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2016/07/29 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 響…

シンゴジラが大ヒットしたのはコミュ障にやさしい映画だからかもしれない

いまさらながらシンゴジラを見てきた。実に細部までねりこまれたストーリー構造を呈しており、この緻密さ、さすがは庵野監督と思わされる作品であった。 ただ個人的にはこの作品が一般的に受け入れられているという事が非常に不可解だというのもまた事実であ…

下層にいた人ほど身分には敏感になり、そして自分の子供が付き合う人間に真剣になる

前回に続き、差別と身分制度の話である。今度は子供という観点から読み解いていこうと思う。 ameblo.jp かつての日本や欧米のように、生まれながらにして社会的階層がほぼ強固に固定されてはいない現在では、努力し望みさえすれば自分の社会的階層を上げるこ…

差別の問題は難しい

「この世には上層と下層という身分制度があります。下層のものとはかかわってはいけません。なぜならばその人達は馬鹿だからです」というような趣旨の事を書いたブログが炎上した。 ameblo.jp 個人的にこの議題が炎上するのは日本社会の現状を考える上で非常…

介護問題を語る時は「自分がされて嫌な事は、人にするな」の原則で物事を考えましょう

今回の事件に合わせて介護問題について書いたら驚くほどネガティブなコメントがたくさんついた。まあ主語が「君たち臭いものに蓋をしてるけど、本当はメチャクチャ差別主義だからね」みたいな感じだから仕方がないといえば仕方がない。君は差別主義だねと言…

重度障害者や認知症の世話を他人になすりつけてる人は、自分が差別主義者だという事を自認しているのだろうか

今朝起きたら、なかなか衝撃的なニュースが飛び込んできた。 www3.nhk.or.jp 犯行者は「障害者がいなくなればいいと思った」と行って犯行におよんだという。これは実に含蓄深い行動理念だと僕は思う。 平等をドヤ顔で語る人はその裏で働く奴隷の顔を思い浮か…

冗談抜きにポケモンGOは日本に残された最後の希望かもしれない

任天堂の株価がポケモンGOの影響で爆発的に上がった。Brexitの頃は13000円くらいだったのが、今や21000円もする。買っときゃよかった。 とある筋によれば、ポケモンGOのアクティブユーザー数は既にTwitterのユーザー数にも匹敵するぐらいという事である。こ…

貧しい若者。豊かな高齢者。老人大国ニッポンの貧富の差は何故起きるのか。

世の中には貧富の差がある。キリストが誕生してから2000年たった今でも、格差はなくならない。何故か?それは資源に限りがあるからだ。 豊かになるためには沢山の資源が必要だ。限られた資源の中で、豊かさを享受するためには分配に傾斜をかけるしかない。 …

メリット・デメリットで人間関係を決めすぎるのもいかがなものか

貧しくなったからか、ここ最近は経済的なメリット・デメリットで物事を語る人を多数みるようになった。 僕自身も、比較的経済的な観点でモノをみることが多いのであまり偉そうに何かをいえるような立場ではないのだけど、やっぱりというか非経済的な活動も人…

予備知識ゼロのズブの初心者のための投票先選び指南方法と、あなたが選挙に行かなくてはいけない理由について

参議院選挙が近い。この時期になると、やれ選挙に行けとみんなが言うけども、実際問題どこに投票すればいいのかサッパリわからない人がほとんどだと思う。 このわけのわからなさに加え、自分が投票に行こうが行かまいが全く世の中の動きに関与している実感が…

とある人が語った「宇宙人を見つける意味」と、他人の人生録を読む事のススメ

地球外生命体についての探索に熱心に取り組んでいる人達がいる。ほとんどの人がそうだとおもうのだが、僕もかつては何十億、何兆もの大金を使って宇宙に夢を見る人達の気持ちがさっぱりわからなかった。 彼らは何故宇宙に過度に夢をみるのだろうか?地球外生…

読書を趣味にすることに憧れているそこのあなた、まずは漫画から読み始めよう

フラッパーコミックスが6/23までAmazonで50%OFF+20%ポイント還元とかいうキチガイみたいなセールやってるので、それに合わせて漫画のススメを今日は書こうかと思う(下のリンクはオススメ作品集になります) togetter.com 僕も高校生時代はそうだったんで…

ケーススタディから学ぶ、日本の介護問題

A「お客様でこれからの介護問題に悩んでいる方はいらっしゃいませんか~」 B「あーはいはい。最近祖母がボケて来ちゃって介護について真剣に考えなくちゃいけなくなりまして。これから先、日本は前人未到の超高齢化社会になるっていうし、今後の日本の介護が…

脅威のウェブメディア、Books&Appsについて

まずはご報告を。先月からBooks&Appsさんで週一ぐらいをペースに連載記事を書かせていただいております。以下に今まで書いた記事が載ってます。 高須賀 | Books&Apps 一応一ヶ月続いたので、まあこれからも続けられるだろうと思ったのでこのブログでも告知…

4万円の椅子を買ったら人生観が一変した

少し前に森博嗣が作家の収支かなんかで「小説家になると決めた時、奮発して高い椅子を買った」とか書いてるのを読んで、「ふーん。やっぱ高い椅子って安いのと違っていいんかねぇ」と思ったことがあった。 それからしばらくして後、僕も寄る年波には勝てない…

日本が貧しくなっていったら、僕たちは核家族を捨ててムラ社会の頃の共同体に戻るのかもしれない

これから書くことは相当悲観的に日本の未来を予想したものだ。現実はもっとうまくいくかもしれないし、ひょっとしたら想像以上に悲惨な事になるかもしれない。 まあ戯言程度として付き合ってほしい。 家族という概念の変遷 核家族という概念がある。まあ簡単…

ガチのグルメが死ぬほどうまい香川うどんを食べさせてくれる店を紹介するよ

『うどんなんてどこで食べても同じでしょ?っていうかソバの方が美味しくない?』 断言しよう。あなたはマジで旨いうどんを食べたことがない。 県の名前すらうどんに変えてしまった愛すべきキチガイ国家香川。なんと県内だけで700件近くにも及ぶうどん屋があ…

元少年Aによる「絶歌」は、正しい保健体育の教科書である~子供がオカシクなるとき~

批判を承知で言うが、「絶歌」は可能な限り避けて通らずに読むべき本である。平和な家庭にモンスターが生まれ落ちる過程がこれ以上なくわかりやすく書かれている。 絶歌 作者: 元少年A 出版社/メーカー: 太田出版 発売日: 2015/06/11 メディア: 単行本 この…

ウンコ味のカレーを食べてきた話(閲覧注意)

人よりほんの少しだけ食事が好きな高須賀です。美味しいものは好きですが、愛ある食べ物はもっと好き。そんなわけで昨年末に期間限定でやってたウンコ味のカレーを食べさせてくれた”カレーショップ志み津”に行ってきた話を書くとしましょう。 ちなみに残念な…

人は誰でも何かに依存している~ヤリチンはなぜソープにいかず、不倫する女は旦那だけでは満足できないか~

昔からなぜヤリチンがソープに行かないでその辺の女性を籠絡するのに必死なのかが疑問だった。ロジカルに考えれば、時間、使用金額、その他もろもろの面でセックスにたどり着くまでのコストパフォーマンスが圧倒的に悪いからだ。 最近はソープも随分デフレが…

いじめられた事がある、あなたへ

小中高大ほぼ全ての期間でいじめられていた高須賀です。いじめがなかったのって、浪人の間ぐらいじゃないかなぁ(友達1人もいなかったからね) まあ運が良かったのか、育った地区は比較的温厚で、いじめられたっていったって「パンを買ってこい」みたいなの…

悪いことはいわないからお前ら二万円握りしめて食洗機買え。人生が捗るぞ。

高須賀家は離婚の危機に瀕していた(またかよ) 洗面所に積み上がる食器。お互いの間を漂う無言の圧力。 もう限界だった。一刻もはやくこの作業から抜け出したい。食洗機って高いんだろうなーという絶望感と共にAmazonで検索をかけ、高須賀はそこで光をみた…

アドラー心理学の3倍ぐらい先をいく。ずんずんさんの新刊から学ぶ仕事術

ずんずんさんの新刊を読んだ。内容を端的にいえば「悪いのは全部自分だと仮定した上で全ての改善点をリストアップして物事に取り組め。そうすれば何とかなる・・・かもしれない」みたいな話である。 エリートに負けない仕事術 ~超ブラック企業の元OLが、世界…

心の中でどう思おうが結果良ければそれでよし?かどうかを考える

妻を女子大生だと思う事にしたら険悪だった関係が無茶苦茶改善した、という記事を書いたら一部の人から「相手を見下している酷い旦那だ」といった趣旨の言葉を頂いた。 正直な事を言えば、そういう要素が僕に皆無だとは言いがたいのは事実ではある。この問題…

イケダハヤト教の真実~イケダハヤトさんへの長い長いお返事~

拝啓 イケダハヤト様。性根が腐りかけた高須賀と申します。まずは先日私が「あなたがあと数ヶ月で死滅する」という趣旨の記事を書き、あなた様の気分を害してしまった事について真摯に謝罪させていただきます。誠に申し訳ありませんでした。 先日、トイアン…

焼き畑農業に入ったイケダハヤト、はあちゅうは数ヶ月以内に死に絶える

ソーシャル小作農という単語をご存知だろうか。これは時代が変わっても地主と小作農という図式が繰り返されている事を表す極めて優れた表現だ。 昔々、日本の殆どの住民は農民であった。彼らは天候に一喜一憂しつつ、米を生産しそれを地主に送り届けていた。…