珈琲をゴクゴク呑むように

アツアツだよ(´・ω・`)

ネット上で、正義を盾に行われる言論バトルの仕組みについての僕の雑感

はじめに 僕は以前からはてなブログ等で行われている、主張と主張の殴り合いがどういう仕組なのかについてずっと興味があった。今回それについての考えがまとまったので、この場で書き上げてみようと思う。 影響力の強い記事がインターネット上に生まれ落ち…

結婚する意味がわからないとか言ってる人々に既婚者が結婚のメリットを説明する

「いやさ、結婚する意味がわかんないんだよね。まだまだ遊び足りないし、子供とか全然欲しくないし」 日々是、ネットやら実生活とかでイケイケな男女からこういう意見を無茶苦茶聞くんですけどね。 もうね 「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!????」 って感じ…

高須賀選~マジに面白い2Dアクションフリーゲーム~

フリーゲームが好きだ。好きで好きでたまらない。 何がいいのかって?もうね、市販のゲームじゃみられないようなアイディアが惜しげも無く披露されているのが僕はたまらなく好きなんだ。頑固親父の作った個性派ラーメンみたいな感じといえばいいだろうか。 …

ロジックや知性で他人を殴りつけている人達へ

はてな界隈なんかでよくみかけるのだけど、記事に書かれている悪意や差別心を巧妙に見つけ出して、それを今まで身につけてきたロジックとか知性を用いてボコボコに殴りつけている人達がいる。 こういう人達は大体において「おかしい事に対しておかしいという…

レアジョブの「差別は許容するが寛容ではない」発言を批判している人達へ

まず初めに断っておくと、僕はレアジョブの加藤会長と会ったことがある。そして凄く良くしてもらった。この記事はそういう立場にあるものの記事である。 加藤社長はLGBTを題材に「差別は許容するが寛容ではない」といった趣旨の記事を書いた。これに対して「…

残業はやれるうちに死ぬほどするべきだ。月0h超の残業を二年間続けた僕が語る、死ぬほど残業をしたほうがいい3つの理由

なんでも残業時間トピックが流行っているようだ。月80?月100?中には月300なんてのもあった。 ふざけんじゃねえ(´・ω・`) 俺の研修医時代なんて、残業時間という概念すらなかったわ(´・ω・`) 毎朝5時に起きて、夜12時まで働いて、月に10日は当直で24時間…

ネット社会にはびこる三匹の妖怪。その傾向と対策

めう 「今日もブログに批判が止まないめう・・・」 めう 「だ、誰!?」 博士 「はじめまして。私は人呼んで妖怪博士。お嬢さん、その様子だとネット上での批判行為に心を痛めているようだが」 めう 「そうだめう。ひどいめう。」 博士 「古来から日本では、…

グローバルエリートの告白。彼の結婚条件

「専業主婦なんて人間扱いしない。あんなもん、ペットみたいなもんじゃないか」 僕の友人Aはこういった。 「俺の中での人間の定義は、自立している事だ。自分の力で生けないような存在や、金持ちだからってたかってくるような連中は、自分がいかに恥ずかしい…

社会的マイノリティを記事に扱う時に僕が今後気をつける事

つい先日だけど、「毒親育ちや激務上がり等の抑圧された環境にいた人」にハイスペが多い理由について、というエントリーを投稿した。この記事は結構いろんな人に面白がられ、感動した、素晴らしい、お前の認識は間違っている、等々のいろんな意見を頂くこと…

ケーススタディを用いて学ぶ、激務に向く人、向かない人

販売員A「お客様の中に就職先を圧倒的成長できるブラック病院と無理のない無難なホワイト病院で迷っている方はいらっしゃいませんかー」 通行人B「あーはいはい。ちょっと私ちょうどその二つの病院から内定をいただいておりまして。この話題、よくインターネ…

藤沢数希の年収が二億円なのは人を愛せなくなった事の代償なのかもしれない

・何かができるようになることは何かができなくなることでもある。 初めから僕の話で恐縮なんだけど、僕は生まれて初めて採血をするときに、人の肌に針を入れることが怖くて怖くて仕方がなかった。とはいえ医者としてどうしてもやらなくてはいけない事なので…

「社会的弱者をつかって作られた作品で感動すること」は悪いことなのかに対する僕の回答

あなたは感動ポルノという言葉をご存じだろうか。 これを提唱したのはオーストラリアのコメディ兼ジャーナリストのステラ・ヤング氏で、端的にいえばこれは「ある特定のグループに属する人々を、他のグループの人々の利益のためのモノ扱いすること」である。…

クリエイターなどの物事を表現する側に立つ人が、覚悟しなくてはいけないことについて

例えばここに、白血病を題材にした純愛の物語があったとする。 ストーリーはよく錬られていて、多くの人を感動の渦に巻き込み国民的名作として崇められる事となった。世間的には興行成績、話題性、キャッチーさも伴い、著者が伝えたかった事を超えて、その他…

医療訴訟で学ぶ、ネット炎上とその対応

あなたは医療訴訟で患者が訴訟に踏み切った最も多い動機を御存知だろうか。素人考えだと、ミスを起こした相手を糾弾したいだとか、お金だとかが訴訟の動機なんじゃないかと思いがちだけど、意外や意外。それは糾弾でもお金でもなく「あの時何が起きたのか。…

よく読まれた記事集

エントリがたまってきたので、そこそこ読まれたもののまとめを作りました。 社会関係、勉強術関連、ネタ、と3つのカテゴリーからなります。 ~社会関係~ ~勉強法関連~ ~ネタ~

壮絶な環境を勝ち抜き、力を得たあなたに伝えたい、たった一つの事。

前回、僕は悟りの本質を「肉体的・精神的な苦行を通して身体的自己と精神的自己が別個の存在である事を深く理解し、そのうえできちんと現実にコミットできる人」という風に定義した。そして「昔でいうところの苦行に相当するそれらを耐えぬいた人達にはある…

「毒親育ちや激務上がり等の抑圧された環境にいた人」にハイスペが多い理由について

僕は一時期、禅や仏教のいうところの「悟る」という事について強い憧れを抱いていた。 いったい悟りを開くということは何なのか、開くとどうなってしまうのか、そもそも悟りってなんなんだ。同じような疑問を持っている人は結構いると思う。 今では個人的な…

未開の地、グンマー高崎地区の食文化ついての詳細レポート

本日、わたくし高須賀はシルバーウイークの貴重な一日を使ってグンマー高崎地区について決死の単身調査を行ってきた。その貴重な事実について、闇の使者から記憶を削除されない前にここに残すこととする。 グンマー高崎地区の食文化について さてまずはグン…

僕のブログの作り方

自分の記事の書き方が特別なのかどうなのかはよくわからないけど、参考になればなという気持ちで自分のブログの作り方について記述してみようと思う。 直近の「恋愛工学徒やらヤリチンやら子育てコスパ論者の何が気持ち悪いのか」についての僕なりの結論をモ…

突然無口になるコミュ障男子の取扱説明書

販売員A 「お客様の中で突然わけもなく無口になる彼ぴっぴをお持ちの方はいませんか~」 通行人A 「あーはいはい。うちの人、帰ってくるなり人の顔も見ないでスタスタ歩いて「おかえり~」っていっても無言なんですよ。正直マジ☆死ねって感じなんですけど、…

「恋愛工学徒やらヤリチンやら子育てコスパ論者の何が気持ち悪いのか」についての僕なりの結論

前回のエントリーで僕は「人がよりよく生きていくには四つの居場所(家族・友人・仕事・趣味)と、そこからえられる社会的承認欲求が必要」だという事を述べた。 「居場所を作り出す供給サイドを大人、国や人から居場所を提供してもらうだけもらって自分では…

大人になるという事はどういう事なのかを考える

今ある社会形態は有史以来2000年程度の時を経て形成されたものだ。家族制度、学校制度、会社制度、いろいろあるこれらの形態は、もちろん完璧ではないのだけど6割ぐらいの人を上手く受け入れて、3割ぐらいの人達に反抗心を抱かせて、1割ぐらいの人達を殺す。…

美味しいものばっか食べてるから食事に誘いにくいとかいわないでくれという話

僕は食事が大好きだ。高級フレンチも食べるし銀座鮨も食うけど、B級グルメも食べる。二郎も嗜むし、激辛だって愛している。こう書くと味がわからない奴なのでは・・・と思われるかもしれないけど、そもそも各ジャンル毎に求めるものが全然違う。食事というの…

童貞へおくる恋愛術~基礎編~

なんだか増田とかによくありそうな記事だなぁと思いつつ,過去の自分のような輩の救いになればいいなと思い記述することにする. この記事の対象となるのは童貞,もしくは童貞マインドの持ち主だ.具体的にいえば女の子にやさしくされたら好きになっちゃうよ…

モテるようになったら人を好きになれなくなっていた僕の話~ルポ中年童貞を読み返して

久々にルポ中年童貞を読みかえした。この本を読むと恋ができていた頃の自分を思い返し、その痛々しさに打ちのめされるとともに恋ができなくなった自分の事を嫌でも思い出させられる。 本書に登場する人はいわゆる30-40歳にもなっても童貞だという人々だ。彼…

高須賀さんのところ(仮)~編集後記と自選集

突発的でしたが、投稿されたask.fmのほぼ全てに三日間応え続けるという勝手な企画を打ち立てて、つい昨日終わりました。前にザ・インタビューズをやった時は質問ゼロとかだったので、こんなに質問くるとは思わず嬉しさ半分、次々と来る難問奇問に頭を絞り尽…

バケモノの子は細田守の宮﨑駿からの卒業宣言である。

ネタバレ注意。はじめるよ。 この映画は ・熊徹≒宮﨑駿(細田守の心の中での理想像としての) ・九太≒細田守(の一側面) と ・猪王山≒宮﨑駿(スタジオジブリの総指揮者としての) ・一郎彦≒細田守(の一側面) としてみると結構面白い。 -----------------…

美食本~参考文献+一言感想~

順次追加予定。 フレンチ 1, 世界の食文化〈16〉フランス http://amzn.to/1VkwAtd フランスの食文化への考察。歴史を学びたくて買ったのだけど、どちらかというと食習慣とか文化への記述が多い。 2, 東京フレンチ興亡史 ――日本の西洋料理を支えた料理人たち …

5分でわかる高級フレンチの歴史

フランス料理の歴史を御存知でしょうか?ものの本によると事の始まりは1533年、フィレンツェの大富豪であるメディチ家のカトリーヌがフランス王アンリ2世に嫁ぐ際にお抱えのイタリア人シェフを連れてきたのが始まりともいわれています。このことからわかるよ…

はじめに(美食本)

この本は都内の最高レベルに美味しいお店の紹介、ならびにフレンチ、イタリアン、和食、鮨、天ぷらなどの楽しみ方の手引書です。ミシュランガイドや東京いい店うまい店等、お店の紹介本は多々あれど、そもそも外食をどう楽しめばいいのかが書かれた本がまっ…