ケーススタディを用いて学ぶ、激務に向く人、向かない人
販売員A
「
通行人B
「あーはいはい。
販売員A
「お気持ちお察ししますぅ。
通行人B
「け、研修医残酷物語~」
販売員A
「説明しよう。研修医残酷物語とは、そのままその通りである」
通行人B
「説明してねえ・・・」
販売員A
「あーお客さんちょっと本とか読めなさそうだし~。
通行人B
「うっわ。うぜえ(#^ω^)」
研修医残酷物語
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登場人物
・鬼畜系医長(# ゚Д゚)
仕事が嫁。ウルトラ野戦病院にて研修医を劇詰めして憂さを晴らすのを唯一の楽しみとしている。ただ仕事は滅茶苦茶できる。
・研修医A(゚д゚)/
声がむちゃくちゃでかい。
・研修医B(・∀・)
そこいらにいる普通の子。
・研修医C("´_ゝ`)
ウルトラ出世欲あふれるパワフルマン。
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鬼畜系医長
「おいお前ら集まったか。じゃあ朝のカンファはじめっぞ。
研修医A
「おっす、おっす、おっす。全然把握できてません!」
鬼畜系医長
「し☆ね☆。お前は本当に(以下ここでは言葉にできない罵詈雑言)
研修医B
「はい・・・(以下普通のプレゼン)」
鬼畜系医長
「もっと簡潔に言えって何度も言ってんだろ。
研修医B
「(具体的にどこが悪いのか指摘してくれないと、
鬼畜系医長
「ああ!?何か質問してえのか?」
研修医B
「い、いえ。なんでもないです(おまけにこのプレゼン。
鬼畜系医長
「はい次。」
研修医C
「はい。(以下上手なプレゼン)」
鬼畜系医長
「お前はまあ悪くないプレゼンだな。俺と比べればまだまだだが。
研修医C
「はい。ありがとうございます。」
研修医B
「(しかしCは本当に凄いなぁ。朝5時から夜の10時まで働いて、
鬼畜系医長
「よし解散。」
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数か月後
鬼畜系医長
「おいお前ら集まったか。じゃあ朝のカンファはじめっぞ。
研修医A
「おっす・・・おっす・・・おっ・・・す。で・・・き・・て・・・ません」
鬼畜系医長
「(ニタニタしながら)お前はなー。本当になー。
研修医A
「すんません・・・・」
鬼畜系医長
「はい次。」
研修医B
「はい(まあまあのプレゼン)」
鬼畜系医長
「さすがの馬鹿でも何度も何度もプレゼンしてりゃあ、
研修医B
「(・・・自分でも気が付かなかったけど、
鬼畜系医長
「はい次。」
研修医C
「はい(以下とてつもないGoodプレゼンテーション)」
鬼畜系医長
「おう。悪くないな。ところでこの間頼んだ論文はどうだったか?」
研修医C
「はい。一応完成させました。
鬼畜系医長
「後で机においておいてくれ。それと今度の学会、
研修医C
「わかりました。それとは別に、
鬼畜系医長
「ほんとおまえは仕事ができるなー。
研修医B
「(日々の日常業務をこなすだけでこんなに大変なのに、
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数か月後
研修医B
「A、最近見ないね。C知ってる?」
研修医C
「ああ。あいつ最近顔色悪かったからさ。
研修医B
「C・・・あなたほんとポテンシャル高すぎだよ・・・。
研修医C
「うーん。俺、生まれた時からずっとこんな感じだったからなぁ。」
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販売員A
「いかがでしたー?」
通行人B
「いやこの上司ひどすぎでしょ・・・なんかもう、見てるだけで心がズキズキくるわ・・・ていうかA君、
販売員A
「その後C君はスタッフが美味しく頂きました」
通行人A
「いやCじゃなくてAだって」
販売員A
「いやまあAは一回ドロップアウトしたけど、
通行人B
「うーん。
販売員A
「それもそうだけどね。これは”
通行人B
「馬鹿とキャパシティは使いどころ・・・か・・・」
販売員A
「激務って毒はね。A君には飲み干すことのできない劇薬なの。
通行人B
「なるほどね。つまり、激務がいいかどうかは、人それぞれだと」
販売員A
「
通行人B
「そ、そうですか。なんかよくわかりました。
販売員A
「いえいえ。それでは明日も頑張って。
通行人B
「あ、そういえば最後に気になったんですけど・・・
販売員A
「それはね・・・」
販売員A( ;∀;)
「過去の・・・私を救うためさ。そのために私は、
通行人B( ;∀;)
「み、未来の私~」
(完)
※この話はフィクションです。実在の人物とは関係ありません。