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珈琲をゴクゴク呑むように

アツアツだよ(´・ω・`)

ケーススタディから学ぶ、日本の介護問題

A「お客様でこれからの介護問題に悩んでいる方はいらっしゃいませんか~」

 

B「あーはいはい。最近祖母がボケて来ちゃって介護について真剣に考えなくちゃいけなくなりまして。これから先、日本は前人未到の超高齢化社会になるっていうし、今後の日本の介護がどうなるのか不安で不安で」

 

A「お気持ちお察ししますう。そんなあなたにぴったりな商品がコチラッ!題して近未来・ジャパソ介護物語」

 

B「き、近未来・ジャパソ介護物語~」

 

A「それじゃあ時間がもったいないんで、サクッと始めますね」

 

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時は2xxx年。日本によく似たジャパソという国のお話。とある貧しい家庭に切実な介護問題が差し迫っていった。

 

(´・ω・`)→あら田。最高学府卒のこじらせニート。介護3年目。

( ˘ω˘)→あら田の父。

(゚∀゚)→介護省の職員。

 

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(´・ω・`)「もうとーちゃんの介護疲れたぉ。これ以上は限界だお」

 

( ˘ω˘)「あら田すまんなぁ。ワシが不甲斐ないばっかりに」

 

(´・ω・`)「TVで介護に困ったら介護省に電話しろっていってたから、電話してみるか」

 

とぅるるるるるる

 

(゚∀゚)「はい。もしもし、こちらドッピ・・・ゴホッ、ゴホッ。間違えた。介護省です」

 

(´・ω・`)「もう介護やりたくねーお。施設に入れてくれお」

 

(゚∀゚)「それでは2つのプランがございますので、見学後にお選びください」

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プランA

(゚∀゚)「こちらがプランAになります。この施設の名前は通称ハイパーUNCOクリエイター。こちらは2016年頃、ジャパソでよく行われていた介護とほぼ同様の内容になります」

 

(´・ω・`)「くたびれたヨダレを垂らした老人とか、車いすに座ってムニャムニャ言ってるのとかいる。あとすげえ臭え」

 

(゚∀゚)「こちらは完全介護主義でして、24時間介護士がつきっきりで介護にあたってくれます。入浴、食事、排泄といった生活上での諸問題ならびに病気になったらすぐに病院につれてってくれるサービス付きです」

 

(´・ω・`)「他人事としてみれば、なんか貴重な資金や労力を使ってウンコを生み出す無意味な施設としか言いようがないなぁ。ウンコマニアが至高のウンコを生み出す事に価値を見出すならともかく、普通はこんな事業に何の意味も見いだせないわ。

 

(´・ω・`)「こんなウンコ製造施設に税金を多額に投与したから、今のジャパソは貧しくなっちゃったのかもしれないと思うと涙が出てくる。けど自分の家族をいざ入れるとなると、これぐらいのサービスはして欲しいよなぁ」

 

(゚∀゚)「こちらになさいますか?それでは入所金としてまずは3000万円。その後、月々25万円の支払いが必要となります」

 

(´・ω・`)「3000万円!?んな金ねーよ。ってか月々の25万も逆立ちしても無理だよ」

 

(゚∀゚)「それではプランBを見に行くとしましょう」

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プランB

 

ゴゴゴゴ・・・

 

(´・ω・`)「なんか正門にこの門をくぐる者は一切の希望を捨てよって書いてあるけど、ここ大丈夫なのか・・・それとさっきと比べ物にならないぐらい臭い・・・」

 

(゚∀゚)「おまたせ致しました。こちらがプランBの通称・UBA-SUTE-YAMAになります」

 

(-_-)「はい、どいたどいたー。3体焼却炉息だよー」

 

(´・ω・`)「なんかドロドロになった人間みたいなのが外に運ばれてきたぞ・・・」

 

(゚∀゚)「先ほどのプランAのハイパーUNCOクリエイターが完全介護主義だとしたら、こちらのプランBのUBA-SUTE-YAMAは完全放置主義です。当施設は先程の(-_-)が一人で経営しておりまして、彼は 全く 何も しません

 

(´・ω・`)「全く何もしないって、この施設なんの為にあるんだよ」

 

(゚∀゚)「皆様、情とかナサケとかで介護をするから苦しむのです。そんなウンコ製造機でしかない非生産人口を多大なる労力と金を使って生きながらえさせるのは、贅沢品であるというのがジャパソ政府の公式会見でございます」

 

(´・ω・`)「・・・」

 

(゚∀゚)「だけどみなさま、自分の手を汚すのだけは嫌がるのですね。だからジャパソ政府が皆様の手を汚さず、ウンコ製造機をあの世へ導くための施設を作ったのです」

 

(´・ω・`)「・・・そこまでするのなら安楽死させる方がまだマシなんじゃないか・・・」

 

(゚∀゚)「安楽死は殺人です。じゃああなたは彼→(-_-)に手を汚せと。まったくわかってないですね。このUBA-STE-YAMAに入所した人は、勝手に死ぬのです。いっておきますが、ここには食べ物もあるしトイレもベットもあります。だけど誰も介助はしてくれません。つまり入所者は自分の力では生活できないから、勝手に自死するのです」

 

(´・ω・`)「・・・」

 

(゚∀゚)「人間、人の手を借りなくちゃ生きれないのなら、それは一つの寿命だとは思いませんか?あら田様」

 

(´・ω・`)「そう・・・かもしれない。けど・・・僕はどちらの道も選べない」

 

(゚∀゚)「左葉ですか。考える時間はたっぷりとあります。家に帰ってよく考えてください。それと僭越ですがあら田様。ジャパソは一人でも多くの方に税金をおさめて頂きたいのです。介護から早々に開放された後は、当局が責任持って仕事を斡旋しますので、早々とニートを卒業なさってください」

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(´・ω・`)「俺が・・・とーちゃんを・・・どうにかしないと」

 

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それから3年後。

 

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(゚∀゚)「久しぶりですあら田様。意外と長くかかりましたが、ようやく決心がつきましたか」

 

(´・ω・`)「介護省のお兄さん。あんた達はよくやってるよ。けれどオイラにはどちらの選択肢も選べないから、第三の選択肢を創りだした」

 

(゚∀゚)「これは・・・」

 

(´・ω・`)「名づけて完全介護カプセル。とーちゃんはこの中で何不自由なく眠っている。まるで母親の胎内にいるかのごとく、このカプセルに入れさえすれば死ぬまで夢ごごちのまま何一つ苦しむことなく寿命を全うできる」

 

(゚∀゚)「しかしあら田様、このカプセルはプランAのネオUNCOクリエイターと本質的には殆ど変わりないのでは?使う労力が人と金から、莫大な電力に切り替わっただけかと・・・」

 

(´・ω・`)「その心配はいらない。水素電池と人体の体温で運転しているから基本的にはエネルギーは問題にならない。むしろ発電作用すらある」

 

(゚∀゚)「あら田様・・・ただの最高学府卒のクソニートじゃなかったのですね・・・」

 

(´・ω・`)「もちろんこのカプセルに入るって事は、それなりに覚悟のいる事だとは思う。基本的に一度入ったら二度と出れない。だけどジャパソの作ったUBA-SUTE-YAMAに入るぐらいなら、こっちの方が100倍マシだって人がたくさんいるはずだ」

 

(゚∀゚)「・・・」

 

(´・ω・`)「それに見てくれよ。この顔」

 

( ˘ω˘)

 

(´・ω・`)「きれいな顔してるだろ。ウソみたいだろ。生きてるんだぜ。それで。」

 

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A「いかがでしたか?」

 

B「いや・・・これからの日本の介護問題、どうなんだろうって心配になったわ」

 

A「んー。まあ基本的には完全介護型のプランAは早々に倒壊するでしょうねえ。」

 

B「じゃあB・・・完全放置型の未来も近いのかなぁ」

 

A「全く同じとはいかないかもしれませんが、近いのはありえるかもしれませんね。いいですか。このお話で大切なのは、現状のプランAは持続可能な部分が全く無いという事と、プランBは一見非道に見えつつも人間の寿命をキチンと考えた時、自死という概念もまた大切だって事なの。」

 

B「自死・・・」

 

A「歴史が始まって以来、人間の死亡率は常に100%なの。就活ならぬ終活も、しっかりと心に止めておかないとね。そうする事ができれば、自分の意志でプランCを選んで、誰の手も煩わせる事のない未来がくるかもしれない。」

 

B「そっか。私、自分の命の終わらせ方って考えた事ありませんでした。Aさん今日はありがとう。

 

A「いえいえ。どういたしまして」

 

B「ところでなんでこんな所で介護の啓蒙活動を?」

 

A「それはね・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガチャッ

 

 

 

 

 

 

 

 

Σ(;゚ω゚ノ)ノ

 

 

 

 

 

 

 

時空警察┏┫ ̄皿 ̄┣┛「探しましたよ・・・A・・・。あなたを時空法9条【過去の歴史上の人物に故意に接触し、歴史を変える可能性のある情報を伝える事】違反で逮捕します」

 

B「はぁ?どういう事?」

 

A「B・・・実は私はタイムマシーンにのって100年後の日本からやってきた未来人なの。あなたがプランCの元となる技術を創りだしてすぐ、Gxxgleの開発した人工知能の悪だくみによって、ほぼ全ての人類はカプセルの中に入れられてしまうの。」

 

B「はぁっ!?あれ作り話じゃなかったの!?」

 

A「私はその未来を止めに来た。プランCが人工知能に悪用されないような明るい未来の為にっ」

 

時空警察┏┫ ̄皿 ̄┣┛「何を話している。こっちにコイ」

 

A「B・・・逃げるわよっ」

 

B「(´・ω・`)ヒィィ

 

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Next story...

 

珈琲をゴクゴク飲むように The movie 

 

2017年冬 公開予定

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(未完)