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珈琲をゴクゴク呑むように

アツアツだよ(´・ω・`)

よくわからんが人の生き様は面白い

ホワイト社畜の@takasuka_tokiです。みなさんこんばんわ。今日も懲りずに本を紹介させていただこうかと思います。

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割と色んな種類の本を読むほうかとは思いますが、継続してノンフィクションものの伝記系ははずせないセレクションのうちの一つになってきました。今日はその中でも超珍しい終身刑であり死ぬまで刑務所に居続けるとおっしゃっている美達さんの人を殺すとはどういうことかを紹介させていただこうかと思います。

本のジャンルのなかでも塀の中系の書物は名作が多いことで本読みの中では有名ですが(獄中記とか国家の罠とか刑務所なうとか)、本書の秀逸な点は著者がいる塀の中は殺人者だとかヤクザの鉄砲玉になった人だとかのいわゆる世間一般的な悪人がいるという点でしょう。まあ良くも悪くも思想犯の人たちは品がいいですからね。

この本のはじめの方に出てくる強盗犯罪を犯して懲役20年をくらった人の話なんてまあそりゃあ衝撃的です。著者がなんで人なんて殺したんだと問いかけたところ、この方普段は人なんて殺せる度胸なんてない小度胸なコソ泥なのに、つい強盗中に家人が中に入ってきた「バレたらまた刑務所行きだ・・・」と思い気がついたら相手の首に手をかけて殺してしまったんだと。んでふと冷静になってみたら目の前で人が死んでて、怖くて逃げ出したと。

このエピソードから人なんて殺せそうにないような人が、おかれた環境次第では立派に殺人を遂行しうるという恐ろしい現実を知り、僕は部屋の戸締りはキチンとしよう、泥棒を見ても正攻法で立ち向かおうなんて思うまいと心に誓いました。

この著者の方は多くの死刑囚を見た結果、殺人を犯すような人は大体において魂が腐っており殺人犯の更生など不可能だと思い知るようになったとのことですが、本書を読むと実にその説得力のあるエピソードにおもわず死刑肯定派に傾きたくなってきてしまいます。こういう机上の空論を超えた所にある魂の知恵が人の生き方には詰まっていて、そういう地に足のついた話が僕の魂をゆさぶるから多分伝記が僕は好きなんでしょう。はい。