珈琲をゴクゴク呑むように

アツアツだよ(´・ω・`)

風邪と風邪薬と風邪ドクターについて。

風邪といったら、多分もっとも有名な病気の一つだと思いますけど、みなさんはこの病気を直すドクターが、今医者の中で花形だという事実をご存知でしょうか?

そもそも風邪ってどういう病気で、何が原因で起きるのかご存知でしょうか?

大雑把に言うと、上気道(鼻からノド)に起きる感染症の事を表して、原因は80 - 90%が複数のウイルス感染であり、そのほか10 - 20%が細菌やその他の感染によると言われています。

(細菌とウイルスの違いは、とっても大切なんですけど、キチンと語ると難しいので、興味ある人はgoogleで調べてみてください。なんとなーくわかればそれでいいです。)

で、僕もそうだし多分ほとんどの人がそうだと思うのですが、病院にいって

『風邪ですね』

と言われたら解熱剤と抗生物質を貰って飲んで2〜3日たったら治っちゃったーなんて人は沢山いると思うんですけど、あの抗生物質、殆どの場合効いてないってご存知でしょうか?

上にも書きましたが、風邪の原因は殆どの場合ウイルスです。

で、残念ながら今の医学では、抗ウイルス薬というのはとっても数が少ないです。そして風邪の原因に効くものとなると、ほぼ無いと言っても過言ではありません。

お医者さんでもらう抗生物質というものは効果対象が細菌に限定されていまして、つまるところ80 - 90%の場合、無駄なものを飲んでいるわけです。

これがまた無駄ですめばいいんですけど、余計な抗生物質をのみ続けていると今度は体の中の細菌がどんどん薬に強くなっていきまして・・・・

多剤耐性菌という単語を聞いたことがある人もいると思うのですけど、実は無駄な薬を沢山飲んでいると、いざっていう時に体の中の細菌が強くなってて、抗生物質が効かなくなってたりするんです。

じゃー、どういう時に風邪薬出せばいいんだよ、という疑問に勿論色々な医者がぶち当たりまして。そういう点に疑問を持った一部の優秀なお医者さんが、アメリカなどに渡って正しい風邪薬の使い方を学んできてくださいました。

そういう医者さんは今ではもの凄い花形となって活躍されているわけです(この事例がまた、医学生のアメリカかぶれをさらに強力にしていたりする・・・・)

僕もまさか医学部に入って風邪のドクターが花形だなんてことは全く予測してませんでしたし、そういう事を考えたことがなかったので、この話は結構印象深く刻まれております。

だってさ、風邪だぜ・・・・・・・・ねーえ・・・・・・・・・・・・