フリー・アクションゲームの地球の形見が面白すぎるのでみんな今すぐやった方がいい。
僕はアクションゲームが好きで好きで仕方がないのだけど、久々に超弩級の当たりを引いたので簡素に紹介する事にする。ゲームの名前は地球の形見。以下のサイトで無料でダウンロードできる。
ゲームの説明自体は上記サイトでみてもらうとして、僕なりにこのゲームを言い表すと良質な死に覚えゲーだと思う。やりながら昔懐かしいロックマンの事を思い出した。
この歳になってくると、レベル上げが億劫になってくるのでアクションゲームのような操作性でなんとかできるタイプのゲームが好ましくなってくるのだけど、実際のところ良質なアクションゲームというものは本当に数が少ない。
自分自身も幼少期の頃は、8000円程度のお金を出してサクッと終わってしまうアクションは、面白くはあるもののコスパが悪いなぁとは思っていた。同じお金を出してRPGなら40~100時間は楽しめるのに対して、アクションだとかなりやりこんでも10時間もやれば殆ど遊び尽くす事ができてしまう。
マーケットも同じような事を思う人が多かったからかはわからないけど、アクションゲームは随分と根絶したような気がする。モンハンのような何百時間もやり込めるゲームは例外として、基本的にはロックマンのようなサクッと遊べるアクションは何か下火である。
やっぱりどこの会社のゲームも、RPGに予算がかなり落とされているな、とは感じるものである。ロックマンXの作者はカプコンを退社させられてしまったし、その他のアクションゲームの続編もイマイチぱっとしないものがある(例外はゼルダぐらいだろうか。まあ最近のゼルダはかなりやりこみ要素あるけど)
まあゲームをやるのが基本的にはお金のない子どもなので、こればかりは仕方がない部分もあるのだろうけど、大人は大人でやっぱり時間がないならないなりに楽しく自由空間に浸りたいのである。
さて前置きがながくなったが、本作地球の形見は雰囲気としてマザーシリーズのような不思議ワールドを探索する喜び+ロックマンの死に覚えでなんとか法則性を読んでクリアする、という要素が絶妙に組み込まれた素晴らしいゲームである。
個人的にはロックマンのクリアできなくもないけど、適当にやってたらクリアできない絶妙なバランスが凄く好きだったので、本作の簡単ではないけども頑張ってある程度法則をつかんだらクリアできるアクションゲームというのは本当に楽しかった。
同じくフリーのアクションゲームだと、洞窟物語よりかは幾分難しく(聖域は除く。聖域単体なら洞窟物語の方が遥かに鬼畜)、Hack 9よりかは全然簡単というぐらいだろうか(Hack 9は難しすぎ。ほとんどの人がクリアできない)
ゲームの喜びは、現実世界と違って自由な意思が反映される空間を楽しめる部分にあると思う。このゲームも基本的にはかなり自由だ。ストーリーもあるといえばあるが、押し付けがましさはほとんどない。つい先日リリースされたほたるのひかりも相当凄いゲームだったが、地球の形見もそれに負けないぐらい素晴らしいアクションゲームである。や、こんなゲームに出会えただなんて、わたしゃ幸せです。
作者の方がどういった経歴をお持ちなのか全くわからないけども、今後も是非同じようなゲームを(有料でも全然かまわないから)作り続けて欲しいな、と思う。機会あったらゲーム作りの苦労など、ぜひとも教えて欲しいものだ。
素晴らしいゲームがプレイできて何よりである。今後も世界に1つでも多くの良質なアクションゲームが増えていきますように。